2019年3月27日水曜日

ギャラリーNAAM




園舎内にあるギャラリーNAAMで卒園児展示会。


「わたしってわたし・ぼくってぼく」では毎年、アーティスト「すまあみ」の指導のもと園児たちが自分の顔を鏡でじっくりと見つめながら自画像を描き上げていきます。イントロダクションではニューヨークでアート活動をしていたすまさんの経験をもとに世界中の様々な肌の色の人たちについての話しを聞いて、実際に自分の肌の色を隣の友達と比べ、実は一人一人が違った個性を持った色をしているということを学びます。最初はすまさんとマンツーマンで自分の肌の色をした絵の具の調合から始まるこのプログラムはみんな真剣そのもの。面白いのは肌の色以外は自由な色を使って良いというところ。目や口や髪の毛を何色に仕上げようか?子どもたちのアーティスト性を刺激します。


クローバー専属アーティスト「Jun Inoue」とは、白河だるま総本舗の大きなだるまに一緒にペイントしました。
白川だるま総本舗が、SDGsが掲げる目標の一つ「陸の豊かさも守ろう」に貢献していることから、大好きな多摩川の自然保護の願いを込めていつも眺める夕焼け空をだるまにペイントする事になりました。『だるまってなんだろう?』というエデュケーションで由来や産地や素材を学び、クローバーから見える夕焼けの色をデスカッションしました。実際に使うカラーが塗られたチップを並べて空の写真を何枚も見ながら、昼間から夕方にかけてどんな色が空に現れるかじっくり考察しました。
まだまだ幼い子どもたちがその時々に取り組むテーマに向かってどう作品を仕上げていくかを試行錯誤しながら向き合う姿はまさにアーティストそのものです。「遊び心」をそのままに体現していく子どもたちには私たち大人の方が学ぶことが多いことを痛感させられます。

第10期生渾身の作品です。

展示期間:4月6日(土)最終日
今年度ご入園の皆様、ぜひ御覧くださいね。







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多摩川沿いにある認可外保育園